先日の勉強会のテーマが事業承継でした。
M&Aで簡単に売ってお金にする方法もあります。
一方で大切に育てた人材、深いつながりのある取引先、たくさんの関係性の中で育ってきた事業を
物のように売り買いで収めてしまうのはもったいないかもしれません。
引き継ぎたいと思えるような会社であること、そしてそう思えるような後継者を育てること。
電卓をたたいてはじき出される数字はもちろん大切で、それは当然としたうえで
恐らく見えない部分の価値の承継ができるかが、その後うまくいくかどうかの秘訣かなと思います。
ふんわりした書き方になりましたが、実はこれは抽象的な話ではなく、長く続いている会社は
そのための具体的な仕組みをみなさん持っています。
ただその会社自身は、それが仕組みだと気づいていないことがほとんどなのです。